「顧客管理」は接客業の基本
客商売において、顧客管理は基本中の基本です。昼職かナイトワークかと問わずに、どこでも何らかの形で顧客管理、もしくは取引先管理と言えるものを作っています。
キャバクラにおいても顧客管理をしっかり行い、来店計画やお客様のフォローに役立てていくことをオススメします。
顧客管理台帳はパソコンで管理しているところもあれば、ペーパーベースで手書きの台帳を作って管理しているところもありますが、ノートに手書きでもOKです。
またiPhoneやスマートフォンで管理するのも良いと思います。
顧客管理台帳は自分なりに、使いやすいように作成すれば良いですが、どのように作れば良いのか分からないという人のために、
今回は基本的な顧客管理メモの作り方を徹底解説したいと思います。
どういう内容を記録すべきか?
まずはお客様の「名前」「連絡先」など、基本となる情報を明記した住所録のようなものを作成します。
この基本台帳に様々な個別の情報を付け加えていくわけです。
具体的に載せる項目は、
- 名前
- ニックネーム
- 初回来店日
- 初指名日
- 生年月日、もしくは誕生日と大まかな年齢
- 連絡先電話番号(主に携帯)
- 連絡先メールアドレス
- 仕事内容(名刺をもらっている場合は会社名、部署・役職、会社所在地、会社電話番号)
辺りがあればとりあえずはOKです。
名刺をもらっているお客様であれば、後は会話の中から簡単に教えてもらえる内容ばかりです。
名刺をもらえなかった場合は、とりあえず「名前」と「電話番号」「メールアドレス」だけでも記載し、会話の中で残りの項目を埋めていくといった方法をとればいいです。
お客様ノートは財産になります
お客様ノート(顧客管理ノート)は作成するのは大変ですが、こまめに作っていけば、大きな財産になります。
先々お店を移ろうと考えたときにも、太いお客様が他のどのお店に通っているかを知っていれば、指名が被らないようその店を避けることもできます。
キャバクラを卒業してクラブやラウンジで働くようになれば、キャバクラではDランクやEランクのお客さんだったのが、クラブやラウンジでは上客になることもよくあります。
このようにお客様ノートを活用して将来に生かしているキャストを何人も見てきました。大変ですが、是非とも頑張って、ノートを作ってみてください。