お客様からの危険な誘いを断る方法とは?

お客様の下心を見破る

アフターは「夜中に行くの大変だし儲けにもならない」というだけでなく、さまざまなリスクを持っています。

アフターではお客様がキャストを連れてお店を出ることができるため、お店に行くための同伴よりも危険が付きまといます。長時間拘束されたり、ホテルなどに誘われルようなことも時々あります。同伴なら「お店に行かなきゃ」という理由が成立しますが、アフターではその理由が使えません。そのため、アフターではキャストを口説いたり、強引にエッチな下心をかなえようとする男性客が増えやすくなります。

今日はそんなアフターにおけるリスクマネージメントについて説明します。

リスクの原因は下心

アフターでは、スマートに軽く飲んだり食べたりして、そのまま帰宅させてくれる人もいますが、キャストにお酒を飲ませて「お持ち帰り」をしようなどとたくらんでいる人も一定数います。

基本的に、男性客がキャバクラに来店するのは、可愛い女性と楽しく交流したいためです。会話で盛り上がりたいという本来のキャバクラの目的以外の欲望を考えている人もいます。男性の中にはキャバクラで働く女性を軽視している人もいますし、「キャバ嬢なら誘っても平気かな」と考えて誘う人も多いのです。

同伴の場合にはお店に出勤する前に会うため、お客様もキャストもしらふの状態ですが、アフターではどちらもアルコールで酔っぱらっていることが多くなります。

キャストはともかくお客様は、酔いに任せて気が大きくなる人もいるでしょう。冷静な判断ができない状態でアフターに着いて行くのは危険です。ほろ酔いくらいの状態では冷静でスマートだったお客様でも、お酒の飲みすぎで変貌する可能性があります。

一対一の気安さプラスアルコールという状況は、いつもの店内とは違ったアクシデントを起こしやすいのです。

友達営業でアフターを乗り切る

アフターではアルコールと自由な雰囲気で、下心たっぷりの誘いを受けやすくなりますので、できるだけ恋人っぽいムードを出さずに、友達のようにサッパリと明るい雰囲気で過ごして「そっち方面」の話題にならないように注意しましょう。

友達営業というのは、キャストとお客様が友人関係のように振舞う接客方法です。楽しく盛り上がったり、時には相談に乗ったり相談したり、恋愛ではなく信頼や共感で人間関係を築きます。

こうした信頼関係ができるとお客様もアフターだからと言って下手に誘いをかけにくくなります。ホテルに誘われることも少なくなりますし、下ネタを振られたら、明るく制止して他の話題を振ったりすることもやりやすくなります。